2019年5月6日月曜日

平成31416日(火)18:30~20:00

平成31年度4月職員研修会を開催しました。

 研修テーマ 「認知症コミュニケーション向上研修」

      ~認知症高齢者とコミュニケーション~

今回は、講師役にインターネット配信サービスによる研修動画を活用しての座学研修を実施しました。

 「認知症」は病気や病名ではありません。
 「認知症」とは、一度正常に達した認知機能が、後天的な脳の障害によって持続的に低下し、日常生活や社会生活に支障をきたすようになった状態といい、それが意識障害の無いときにみられる(日本神経学会認知症患者ガイドライン2010)

 〈 我が国における4大認知症 〉

  アルツハイマー型認知症(50~60%)
  レビー小体型認知症(20~25%)
  血管性認知症(10~25%)
  前頭葉側頭型認知症(1~3%)

 〈認知症・BPSDを正しく理解する〉

「中核症状」とそれに及ぼす「身体的要因」,「心理・社会的要因」,「環境的要因」が周辺症状(BPSD)に影響します。

  これら「認知症」に対する基本理解のもと、主な認知症の種類と特徴や種類別コミュニケーション障害の特徴を学びました。





2019年3月28日木曜日

平成31326日(火)18:30~20:00
3月定例職員研修会では
各部署から2019(平成31)年度事業計画(案)の発表を行いました。

 最初に、平成31年度収支予算概要及び法人事業全体の重点目標について森田施設長から説明が行なわれ、続いて各課長から各事業所の重点目標及び目標達成のための課題と対策・取り組みについて発表が行なわれました。
 参加者全員により組織としての目標と取組みの方向性について認識の統一を図る場となりました。
 平成31年度の美和会重点目標
1 「生産性の向上」をキーワードとした業務改善に努めます。
2 人材育成型人事評価の定着と働きやすい職場づくりに取り組みます。
3 新たな報酬加算取得とサービス向上のためのスキルアップへの挑戦に努めます。
4 特養建替えに関する基本方針を決定します。







2019年2月25日月曜日

平成31219日(火)18:30~20:00
2月定例職員研修会を開催
 昨年秋期に行われたキャリアパス支援研修を受講した職員を講師に、職員36名が参加し伝達研修を実施しました。
Ⅰ 高齢者虐待防止 ~利用者の人権を守る~
  ⑴報告者 特養副主任 野澤 昇平 
       特養介護員 安川大喜・岡田麻衣

  ⑵研修の目的と内容
      虐待になる行為を知る。
      虐待が起こったらどうする?
      虐待の原因
      虐待を起こさないための対策




Ⅱ 介護現場で働く皆様のために
 ~腰痛予防・改善のための正しい知識を身につけましょう~

 ⑴ 報告者 特養介護員 奥迫 達允

 ⑵ 研修の目的と内容
      腰痛の基礎知識(腰痛の原因、自己管理してはいけない腰痛)
      腰痛予防対策(ノーリフティングポリシー、福祉用具の活用ほか)
      自分を守る腰痛エクササイズと実践




 
     
 

2019年1月7日月曜日

1218日(火)18:30~20:00

12月定例職員研修会を開催しました

 研修会に先立ち、平成30年度全国老人福祉施設協議会 会長表彰(2名)の伝達表彰を行いました。これからもよろしくお願いします。
 (在職勤続20年以上) 
   特別養護老人ホーム喜楽園 主任看護員 山下 美智代
   養護老人ホーム喜楽園      課長 小迫 輝彦



  
 今月の研修会は、職員研修受講者の中から「業務改善」に関する伝達講習を設定し、美和会全職場の課題として、意識改革をはじめ業務改善の取り組みの手法を学びました。
 1 報告者    養護老人ホーム喜楽園 主任生活相談員 新田 賢



 2 研修名題名  『業務改善からアプローチする魅力ある職場づくり』
        ~業務改善の着眼点について製造業視点(トヨタ式)から学ぶ~

 3 参考内容  ⑴介護業界における共通課題1
          ・時間の概念が薄い(業務の基準時間が曖昧)
          ・業務品質の「基準」が曖昧
          ・管理監督者がマネジメントできていない
         ⑵介護業界における共通課題2
          ・扱っている「商品」が目に見えない、業務の個別性が高い
            → 改善意識が薄い 又は 改善を諦めている
         ⑶製造業と同様な改善が可能
          ・課題を明確化(問題共通の工夫・数値化による現状分析)
          ・「改善」=今より良くすること(どうすれば?疑問を持つ)
          ・「仕事」=作業+改善(もっとよくできないか)
          ・整理整頓は効果絶大
          ・ムダ取り(主作業の割合を最大化→付加価値向上)
          ・真因追求と再発防止
          ・改善の考え方とは
             ①5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)
             ②標準化
             ③ムリ・ムラ・ムダの排除
          ⑷改善のための基本精神
           ①仕事のやり方の固定概念をすてよ!!
           ②できない理由の説明より、やる方法を考えよ!!
           ③言い訳をするな、現状をベストと考えるな!!
           ④いい仕事は直ぐやる、悪いことは直ぐやめる
           ⑤パーフェクトを求めるな、60点でいいから進めよ!!
           ⑥誤りはその場で直ぐ直せ!!
           ⑦困らなければ、”知恵”は出ない!!
           ⑧真因追求は”なぜ”を5回繰り返せ
           ⑨一人の”ひらめき”より、3人の”知恵”を!
           ⑩改善は無限である
      
 今後の介護業界は、人手不足や報酬算定の引き下げ等厳しい社会環境が待ち受けています。民間企業の取組から学ぶとともに、私たちの職場も業務改善なくして「働きやすい職場環境づくり」は進まないことを参加者全員で理解を深めることができました。


  

2018年11月21日水曜日

1120日(火)18:30~ 
 11月定例職員研修会 
   感染予防講習会を開催しました

 講師:サラヤ株式会社 中四国支社 衛生管理者 児玉洋吾 様

 インフレエンザやノロウイルスによる感染症流行シーズンを迎える前に、今年は外部講師を迎え、改めて感染症に関する基礎知識と正しい手洗いの仕方について学習しました。



 研修会の前に永年勤続表彰(広島県社会福祉協議会長)の伝達を行いました。
 桑名善正事務主任(勤続15年以上)







2018年10月16日火曜日

平成301015日(月)18:30~19:50

平成30年度 職員研究発表会(後期)を開催しました。

 研修に先立ち、去る9月30日開催された社会福祉法人美和会創立50周年記念式典において永年勤続表彰された方(17名)への伝達表彰を行いました。











〈発表部署  特別養護老人ホーム喜楽園〉
 テーマ : 排泄リケア体操 スカットケア
 発表者 : 副主任介護員 野澤 昇平
       副主任介護員 岩男 正俊
       介 護 員  安川 大喜
(発表の概要)特養入所者の重度化が進み、60人定員中約40名はおむつ交換者となっている現状に対し、「ベッドで寝たままできる排泄リハケア体操」(独自名称:スカットケア)の取組を通して、利用者様の改善の様子と介護職の変化について発表を行いました。


〈発表部署 養護老人ホーム喜楽園
 テーマ : ~重度認知症M様の入所からの生活~
 発表者 : 支援員   栗矢 恵美
       主任支援員 村上眞理子
(発表の概要)養護老人ホーム入所者50名のうち、要介護(支援)認定者は42名で要介護3以上の方は現在10名いらっしゃいます。今回は、平成29年9月に入所されたアルツハイマー型認知症の76歳女性(要介護3 認知度Ⅲb)に対する自立支援のための取組みの成果と評価、今後の課題について発表を行いました。 




〈発表部署 ヘルパーステーションスマイル
        &デイサービスセンタースマイル〉
 テーマ : 『不安』と向き合う
          ~考えることは、一緒じゃねえ~
 発表者 : サービス提供責任者 寺本千香子
       デイ介護職員    阿部 桜
(発表の概要)デイサービスとヘルパーを利用されている利用者様の移乗介助を行うにあたり両事業所の職員が大きな不安や、何らかの思いを抱えており、介助方法も各々違った方法で行っている実情が見えてきました。「どうやったら今抱えている不安を取り除けるか」という課題をヘルパー職員とデイ職員が互いに共有し、意識の統一を図る取組を行った経過と成果について発表しました。











 




平成30918日(火)18:30~20:00

 平成30年度職員研究発表会(前期)を開催しました。

 〈発表部署 栄養課〉
  テーマ : 私たちのやる気!その先に笑顔
  発表者 : 調理員 大見真由美
発表の概要)人材不足を要因にクックチル(調理済食材)方式を導入している調理現場の中で、調理職としての技術とスキルを維持していくため、行事食や毎月1回の夕食に従来の喜楽園献立(仕込み~調理)を復活するという取組みの発表です。経験の浅い職員も調理技術研修会(出張)へ参加することで、次第に調理実習のリーダーとして自覚も芽生え、限られた職員数の中であっても”やる気”と”笑顔”で頑張っています。


 


〈発表部署 喜楽園居宅介護支援事業所〉
  テーマ : 事業所との連携について
        ~より良いサービスに繋げていくために~
  発表者 : ケアマネジャー 倉岡竜宏
        ケアマネジャー 今田 清
発表の概要)居宅介護支援事業所は地域の様々な支援機関との「扇の要」として連携の中心的役割を求められています。しかし、現実には十分な情報交換や連携が取り難い実態もあり、利用者様により良いサービスに繋げられなかったと後で反省することもありました。今回の発表は、医療との連携事例をもとに、安心して暮らしやすい在宅生活を支援支援していくための「医療との連携」に繋がった取組みと経過を発表します。