2017年10月12日木曜日

平成29105日(木)18:30~20:00
平成29年度職員研究発表会(後期)

 先月に引き続き、業務改善につながる職場の取組みの発表を紹介します。


3 養護老人ホーム喜楽園
 ☆テーマ  自立に向けて
       ~ 第一歩への取組み ~
 ☆発表者  副主任  徳長 道子
       支援員  佐々木 一嘉
      (補助者 課長 小迫輝彦)
 ☆内 容  近年の養護老人ホームの状況は、何らかの介護支援が必要になっての入所者の方が
        多く、加齢とともに重度化が進み、職員配置基準は変わらないので年々、職員の負
        担も大きくなっています。残された機能を活用して入所者の方が少しでも自立で
        きるようになればとPT(嘱託)にアドバイスをもらいながら取組んだ成果
        の報告です。
       



4 特別養護老人ホーム喜楽園
 ☆テーマ   余暇えぼりゅ~しょん
 ☆発表者   機能訓練指導員 奥本 正則
        介護員     野澤 昇平
 ☆内 容   ご利用者様の平均要介護度は、昨年の3.2から今年は4.0へと重度化してきている。
         そのため、全体的にご利用者様の意欲低下やうつ傾向、生活機能低下になる傾向が
         増えつつある。機能訓練指導として悩んだ末、「気分が元気になれば楽しくなる
         はず!」PT(嘱託)からの助言をもらいながら余暇時間を使ったエボリューション
         (進化)プランを考案し、他の介護・看護職員の協力を受けながら実行した結果
         とご利用者様の変化について報告を行う。
         

5 デイサービスセンター スマイル
 ☆テーマ   ~ 声が聞きたいから ~
         ある認知症利用者様との関わり
 ☆発表者   介護職員 山根 真智子
        課長   吉川 涼子
 ☆内 容   認知症を患い、自分の思いがうまく伝えられないデイサービスのご利用者と
         その家族の「本人の痛みや感情がわからない」「一緒に自宅での生活を続け
         ていきたい」という思いを支える取組みとして、個別ケアとして口腔機能へ
         のアプローチによる発語の促しを行ったことでの『笑顔』が多くみられるよ
         うになった等、本人の変化を通して個別ケアの重要性を再認識した報告を行
         う。








平成299日(木)18:30~19:45
平成29年度職員研究発表会(前期)

 今年も日頃の業務改善につながる職場の取組みを発表しました。
 この発表会は、老人福祉施設三次ブロック職員研究発表会(12月5日)の美和会代表選考会を兼ねており、今月は2グループが発表しました。
 
1 栄養課グループ
 ☆テーマ  栄養課におけるヒヤリハットの見える化
       ~ 取り組んで5年目 ~
 ☆発表者  調理員 坂田和嘉子
       栄養士 奥本さおり  
 ☆内 容  栄養課としてヒヤリハットの取り組みを始め5年目を迎えた。この間の取り組み当初から現在に
            至るまでの経過を振り返るとともに、記録や分析することによって、職員の気持ちにどのような
            変化が出てきたを検証した。
             
この5年間で、記録数が増加してきた事、情報を共有できるようになった事、ヒヤリハットを見

            える化する事、問題意識を共有する事、以上の4点は、栄養課内のチームワークの向上と
            業務に対する姿勢の表れとしての成果です。   

  
2 喜楽園居宅介護支援事業所&
   ヘルパーステーションスマイル・グループ
 ☆テーマ  最後まで自宅で
       ~ 私たちの役割とは ~
 ☆発表者  主任ケアマネ 柚木  千津子
       主任ヘルパー 西川 洋子
       ケアマネ   倉岡 竜宏
 ☆内 容  成15年からのヘルパー訪問の係わりがある息子さんと二人暮らしの母親(要介護3:
        精神疾患、脳血管障害による認知症、パーキンソン症候群、両側大腿部骨折等)が
        平成25年10月にがんを発病以後、最後を自宅で迎える平成28年11月までの緩和ケア
        チームの一員としての担当ケアマネとヘルパーの立場での苦悩や取組みを振り返り、
        今後の地域包括ケアの中での役割を考える。