平成29年度職員研究発表会(後期)
先月に引き続き、業務改善につながる職場の取組みの発表を紹介します。
3 養護老人ホーム喜楽園
☆テーマ 自立に向けて
~ 第一歩への取組み ~
☆発表者 副主任 徳長 道子
支援員 佐々木 一嘉
(補助者 課長 小迫輝彦)
☆内 容 近年の養護老人ホームの状況は、何らかの介護支援が必要になっての入所者の方が
多く、加齢とともに重度化が進み、職員配置基準は変わらないので年々、職員の負
担も大きくなっています。残された機能を活用して入所者の方が少しでも自立で
きるようになればとPT(嘱託)にアドバイスをもらいながら取組んだ成果
の報告です。
4 特別養護老人ホーム喜楽園
☆テーマ 余暇えぼりゅ~しょん
☆発表者 機能訓練指導員 奥本 正則
介護員 野澤 昇平
☆内 容 ご利用者様の平均要介護度は、昨年の3.2から今年は4.0へと重度化してきている。
そのため、全体的にご利用者様の意欲低下やうつ傾向、生活機能低下になる傾向が
増えつつある。機能訓練指導として悩んだ末、「気分が元気になれば楽しくなる
はず!」PT(嘱託)からの助言をもらいながら余暇時間を使ったエボリューション
(進化)プランを考案し、他の介護・看護職員の協力を受けながら実行した結果
とご利用者様の変化について報告を行う。
5 デイサービスセンター スマイル
☆テーマ ~ 声が聞きたいから ~
ある認知症利用者様との関わり
☆発表者 介護職員 山根 真智子
課長 吉川 涼子
☆内 容 認知症を患い、自分の思いがうまく伝えられないデイサービスのご利用者と
その家族の「本人の痛みや感情がわからない」「一緒に自宅での生活を続け
ていきたい」という思いを支える取組みとして、個別ケアとして口腔機能へ
のアプローチによる発語の促しを行ったことでの『笑顔』が多くみられるよ
うになった等、本人の変化を通して個別ケアの重要性を再認識した報告を行
う。
のアプローチによる発語の促しを行ったことでの『笑顔』が多くみられるよ
うになった等、本人の変化を通して個別ケアの重要性を再認識した報告を行
う。